教育方針

本専攻は研究室一覧に記載されていますように、本専攻所属の教員から構成される構造物マネジメント工学、地震ライフライン工学、河川流域マネジメント工学、ジオマネジメント工学、都市社会計画学、ロジスティクスシステム工学、交通マネジメント工学、地殻環境工学、エネルギー資源開発工学(JAPEX)、先端交通ロジスティクス工学(阪神高速道路)、防災研究所の協力講座に所属する教員により構成される都市国土管理工学、および地球環境学堂に所属する教員により構成される社会基盤親和技術論の12講座から成り、専攻の教育に必要な広範囲にわたる内容の講義科目を確実に提供します。

講義科目に並行して、プロジェクト調査や企業研修を自主的に企画・実施し、結果をまとめて発表するセミナー形式の科目を開設することで、学生に自主性と積極性を持たせるだけでなく、レポート作成、プレゼンテーション、ディスカッション能力を最大限に引き出す工夫も企画しています。

さらに本専攻のカリキュラムを運用面から特徴づける方策として、勉学の動機付けを明確にするために、一連の関連科目グループをひとまとめにしたコースを設定し、これらを修得した学生に対して何らかのCertificateを与えます。
このコースは、専攻の学生だけでなく社会人技術者の再教育の場としても機能させるとともに、高度専門技術を持った人材を輩出するための専門職大学院(プロフェッショナル・スクール)設置への端緒となるものと期待しています。
そのために、遠隔地でも受講できるようにE-Learning科目も充実させていきます。